Beer Series

ステートメント1
きっかけは、とあるビールバーのオーナーに「ビールの絵を描いて欲しい」と頼まれたこと。お店のアイコンになるようなものだ。さて、そういったイラスト的センスに欠ける僕は、四苦八苦しながら黄金色や琥珀色をこねくり回していたが、そうこうするうち、これら抽象画のシリーズが出来上がった。僕は元来、酒が弱い。しかし父が呑兵衛であったため、酒席の雰囲気やアテになるような食べ物は、子供の頃から好きだった。中でも、サラミやチーズと並んで心ときめいたのが、ビールの作る水平線であった。

ステートメント2
水平線はキャンバスを空と海に分ける。二項の生成。異なる二つの面は、自ずから拮抗し始める。偶然と必然、動と静、生と死。二項の並立するところに、私はこの世界を見る。

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